近年、世界中で活動しているチームラボは、プログラマ(アプリケーションプログラマ、ユーザーインターフェイスエンジニア、DBエンジニア、ネットワークエンジニア)、ロボットエンジニア、数学者、建築家、ウェブデザイナー、グラフィックデザイナー、CGアニメーター、編集者など、情報の表現に関わる専門家400人から構成されているウルトラテクノロジスト集団。教育プロジェクト「チームラボアイランド -学ぶ!未来の遊園地-」の「お絵かき水族館」が、香港地区で開催された「DFA Design for Asia Awards」で、「Technology Award」と、「Category Awards Winner ”Gold Award”」を受賞したほか、世界最大のクリエイティブ系デジタルメディアの一つイタリア「designboom」の「TOP 10 art exhibitions of 2015」に2年連続でランク入りした。
10日のイベントに足を運ぶと、ニューメディアとの巧みなコラボがこの展覧会の大きな目玉であることが分かった。例えば、「お絵かき水族館」では、子供たちが紙に描き、色を付けた魚の絵をスキャンすると、目の前の巨大な水族館で、他の魚と共に自由に泳ぎ出す。そして、泳いでいる魚は、触れることもでき、エサをあげることもできる。また、「まだ かみさまが いたるところにいたころのものがたり」では、子供が壁に映し出された象形文字(山、木、鳥など)に触れると、その文字がもつ世界が表れ、物語が生まれる。また、ほかの子供が呼び出した世界と、お互いに影響を与えながら物語を創っていくことができる。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年11月14日