日本メディアは14日、中国の配車サービス「滴滴出行」が日本最大手のタクシー会社・第一交通産業と業務提携し、2018年春から日本でオンライン配車サービスを開始すると伝えた。これについて、滴滴出行は「具体的な時期は決まっていない」とコメントした。
『日本経済新聞』によると、滴滴出行は世界最大の配車サイトで、登録ユーザー数は約4億4000万人、米国の配車サイトUberの中国事業を買収している。日本最大手のタクシー会社との提携を通し、滴滴出行は日本の配車アプリの主導権を握ることを目指す。第一交通産業も提携を通し、訪日中国人観光客にサービスを提供することができる。
日本では自家用車をタクシーにすることは禁止されており、滴滴出行の進出は日本企業に危機感をもたらすとみられる。『日刊ゲンダイ』は、滴滴の日本進出は日本のタクシー業界を恐れさせるとの見方を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月16日