日本の「100円ショップ」経営の秘密に迫る

日本の「100円ショップ」経営の秘密に迫る。

タグ:100円ショップ

発信時間:2017-11-16 15:45:18 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 日本で、ディスカウントストアは非常に特別な存在である。繁華街のディスカウントストアやあちこちにある100円ショップなどは、中国人観光客だけでなく日本人にも人気がある。


 日本のディスカウントストアといえば、矢野博丈氏が有名である。日本人は彼を「非凡な歴史を作った凡人」と形容する。矢野氏は養殖業失敗から這い上がり、日本小売最大手の「100円帝国」である大創産業を創設した「ビジネス界の父」のような人物である。矢野氏は広島県で生まれ、1966年に結婚し妻の実家の魚の養殖業を継いだ。しかし3年後に倒産し700万円の借金を背負い、広島から東京に夜逃げした。


 1970年代、中東のオイルショックは日本経済にダメージを与えた。しかし、危機はチャンスでもある。矢野氏は、不景気は安い商品を流行させる大チャンスだと考え、1972年に安価で購入した軽トラックで日用品や雑貨を路上販売するようになった。商品は倒産したまたは資金難の企業から安くで仕入れたものだった。忙しい時は商品にラベルを貼る余裕がなく、すべてを100円で販売するようにしたところ大繁盛した。1977年、矢野氏は大創産業を創設し、「100円ショップの道」を模索し始めた。その後の1991年、矢野氏は100円均一の店「ダイソー」を出店。「100円ショップ」という斬新なコンセプトは日本で瞬く間に浸透し、ダイソーの知名度も高まり、全国各地にチェーン展開した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月16日

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