通信業界で20年以上の経験を持つある人物は15日、「新卒者の月収20万元という待遇は華為において『スタートレベル』に過ぎない。華為、テンセント、アリババなどの給与水準は中国国内でトップレベルにあり、多くの従業員が毎年昇級し、最終的に100万元になる人も少なくない」と話した。
北京大学経済学院の曹和平教授は15日、「従業員のイノベーションをかき立てるため、華為は給与を高くし、従業員の仕事でのストレスも多い。これは日本企業の段取りをふんで事を進めるという職業生涯や人事と大きく異なる」と述べた。
日本人は中国企業への就職に積極的
華為が日本で高収入の募集広告を掲載してから、日本の就職説明会に驚くべき変化が生じた。在日華人を対象とした第18回東京グローバル人材就職・ 転職フェアに、中国人とほぼ同じ数の日本人が訪れた。神奈川県出身の清水善一さんは、「中国企業は給料が高く、日本の年功序列という決まりもないと聞き、中国と関わる仕事に就きたいと思い中国語を自分で学んだ」と中国語で話した。