音楽が後押しする中日友好 中国人指揮者が東京フィルを指揮

音楽が後押しする中日友好 中国人指揮者が東京フィルを指揮。「音楽には言葉や国境、歴史の壁がない。音楽は人類に共通の感情を呼び起こす。今回の公演では、中日両国民の友情をより深め、平和と友好の未来への展望を示したい」。1回目のリハーサルを終えた呂嘉は記者にそう語った…

タグ:指揮者 呂嘉 近藤 音楽家 文化

発信時間:2017-11-25 10:26:57 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 東京フィルハーモニー交響楽団は、日本で歴史の最も長い交響楽団の一つで、1911年に創設された。2001年と2003年、2005年には北京や広州、上海などの地で友好公演を行っている。4時間近くのリハーサルを終えた呂嘉は、東京フィルハーモニー交響楽団の専門性とプロフェショナリティに深い印象を持ったと語った。


 「プロフェショナリティは、組織の手際の良さだけでなく、楽団が合奏する際の感覚や声部と声部の間の協調、指揮者の芸術的な要求に対する反応と理解、表現にも表る」と呂嘉は語る。「これらはいずれも、国際的な水準の交響楽団のプロフェショナリティの反映であり、この楽団はこれらの面で非常に優れている」。


 東京フィルハーモニー交響楽団のコンサートマスターの近藤薫は、今回のリハーサルでは当初、互いをよく知らなかったことから、緊張やぎこちなさも見られたが、練習と音楽による交流を通じて、皆徐々にリラックスし、どんどんうまく連携が取れるようになっていった。最後は皆の息が一つとなり、すばらしい演奏が実現された。


 近藤によれば、音楽は時間を超え、国家や民族、宗教をも超える。文化芸術での共有や交流によってともに一つの作品を作っていく過程では、いかに大きな困難も交流と協力によって小さくなり、解决しやすくなる。「日中間の文化交流にはこの点からも大きな意義がある」


 日本の楽壇に初めて正式に登場するセルジオ・バイエッタも、今回の音楽会に大きな期待を寄せている。「音楽家が舞台で協力するのと同じように、すべての人が互いに協力し、美しいハーモニーをともに作ることができればいい」


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月25日

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