【沖縄担当相を支援】
鶴保氏は2016年7月の参院選で当選し、同年8月より安倍内閣の閣僚として沖縄問題を担当し、今年8月の内閣改造により離任した。
この会長の紹介により、採石業者は当時沖縄担当相だった鶴保氏と7回会った。しんぶん赤旗の19日の記事には、この採石業者と鶴保氏が大臣室で撮影した記念写真が掲載されている。
しんぶん赤旗によると、鶴保氏は採石業者に状況を説明すると、鹿児島選出の森山裕衆院議員(現自民党国対委員長)を紹介し、さらに新基地建設を担当する防衛省に問い合わせを行った。森山氏は21日、採石業者と接触したことを認めた。「鶴保氏から話があるということなので聞いた」安倍晋三首相が森友問題に巻き込まれた際に、野党は安倍昭恵氏が財務省に過度に干渉したことにより、森友学園が低価格で国有の土地を取得したと指摘した。
鶴保氏は21日に菅官房長官と会談した後、関連報道を否定し「まったく知らない」と述べた。近日中に書面で本件について説明するという。
鶴保氏は沖縄担当相に在任中、新基地建設を推進した。さらに沖縄を蔑視する発言をしており、野党と沖縄県民から強い抗議を受けている。
日本政府は沖縄県で新基地建設を強行推進しており、既成事実化させようとしている。在日米軍兵士が19日に酒酔い運転で現地の高齢者に衝突し死亡させたことで、沖縄県では基地建設反対の呼び声が高まっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月29日