日本政府が検討する宇宙基本計画の工程表改定案の概要が28日に判明し、米軍の宇宙作戦を巡る多国間演習への参加を検討していることが分かった。共同通信が11月29日に伝えた。
同案によると、日本はさらに米国と協力し、日本人飛行士を月面に送り込もうとしている。
政府筋によると、政府は12月1日の宇宙政策の専門家会合で改定案を議論し、年内にも決定する予定だ。
同案の内容によると、自衛隊は米空軍宇宙司令部が来年秋に行う「シュリーバー演習」への初参加を目指している。
この演習は2001年より実施されている。内容には宇宙空間で自国の衛星が電波妨害や攻撃を受けた場合などを想定しての机上演習が含まれる。このようなケースはこれから約10年内に確かな脅威になるという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月5日