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発信時間：2017-12-05 10:19:29 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　日本の皇室会議は1日、日本の天皇が2019年4月30日に退位し、皇太子が同年5月1日に即位し、同日に元号を改めることを正式に決定した。日本政府は8日に閣議を開き、政令の形式で譲位の日を決める。これは日本国内で強い反響を生んでいる。日本の全国植樹祭でかつて天皇を迎えた富山県の石井隆一知事は、天皇の退位は日本国民に一抹の寂しさを残すものとなると語った。日本のネットユーザーらもSNS（ソーシャルネットワーキングサービス）上に「一つの時代がまもなく終わる」などと次々と感想を残した。海外網が伝えた。

 　

　日本『産経新聞』の報道によると、日本は1日、皇室会議を開き、安倍晋三首相らが出席し、日本天皇の退位や皇太子の即位、元号の変更などを話し合った。会議では、明仁天皇が2019年4月30日に退位し、皇太子が同年5月1日に新天皇に即位し、同日改元するとの意見がまとめられた。会議の意見によると、天皇は退位後、「上皇」と呼ばれ、皇后は「上皇后」と呼ばれることとなる。天皇の次男である秋篠宮は皇位の第一継承者となり、その呼称は「秋篠宮皇嗣殿下」とし、秋篠宮が今後、皇位を息子の悠仁親王に伝えやすくするため、「皇太子」はひとまず設けない。

安倍晋三首相が官邸で記者に回答

　皇室会議の終了後、安倍首相は首相官邸で記者に対し、「本日、皇室会議が開催され、皇室典範特例法の施行日について、平成31年4月30日とすべき旨の皇室会議の意見が決定された。天皇陛下の御退位は、約200年ぶりのことであり、憲政史上、初めての事柄だ。本日、滞りなく皇室会議の意見が決定され、皇位の継承に向けて大きく前進したことに、深い感慨を覚えている」と語った。

　日本のネットユーザーはSNSに明仁天皇退位に対する理解と支持を次々と書き残している。一部の日本のネットユーザーは、時代の流れに対する感慨を示し、「一つの時代がまもなく終わる。平成の時代には良くも悪くも多くの変化が起こった。来年はテレビで平成時代を振り返る番組が放送されるだろう」とつづった。またほかの日本のネットユーザーは天皇に感謝を示し、これまで苦労してきたのだから少し休まれたらいいだろうと書き残した。

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