日本が防衛費を増やすたびに、中国もとばっちりを食らう。これを受け、中国外交部は以前、日本側に「中国脅威」の主張をやめ、歴史の教訓をくみ取るよう促した。中国外交部の記者会見で、ある記者が「日本メディアの報道によると、防衛省は2018年度予算案で過去最高の5兆2000億円の防衛費を申請することを決定した。朝鮮半島情勢への対応のほかに、中国の海洋活動も考慮している。中国側はどのように見ているか」と尋ねた。
中国外交部の報道官は、「私たちも報道を耳にし、関心を示している。近年、日本側は『中国脅威』をでっち上げ、誇張している。また、自国の防衛予算を増やし続け、軍備を拡張し、新安保法を実施している。日本側のやり方とその真の意図に警戒が必要。日本側は隣国と国際社会に意図を説明すべきだ」と述べた。
また、「歴史・現実的要因から、国際社会、特にアジアの隣国は日本の軍事の動向に関心を寄せている。私たちは日本側に『中国脅威』の主張をやめ、歴史を汲み取り、アジアの隣国の安全を重視し、軍事安全分野で慎重に行動するよう促す」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月7日