日本の観光庁が20日に発表した推計データによると、今年1~11月の訪日外国人観光客は前年同期比19.0%増の2616万9400人に達した。国・地域別で見ると、中国大陸部からの観光客が最多で、前年同期比14.2%増の679万人となった。
日本の共同通信社の12月20日の報道によると、11月4日時点で、今年の訪日外国人観光客は過去最多を記録した昨年の2404万人を超えた。観光庁の田村明比古長官は記者会見で、今年は2800万人前後になる見通しだと述べた。
国・地域別で見ると、中国大陸部からの観光客が最多で、前年同期比14.2%増の679万人となった。クルーズ船の増加が貢献したとみられる。格安航空会社(LCC)のフライト増加により、韓国人観光客は40.6%増の646万人に達した。続いて多いのは中国台湾で、9.2%増の424万人だった。
11月の訪日外国人観光客は26.8%増で237万人、11月の訪日観光客数で最多記録を更新した。うち、韓国人観光客は最も多く、45.8%増の62万人。続いて中国大陸が56万人で31.0%増、中国台湾が36万人で20.8%増だった。
ビザ発行条件の緩和により、ロシア人観光客は56.5%増加し、過去最大の伸び率となった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月21日