日本の小野寺防衛相は9日朝、米国のマティス国防長官と電話で会談した。沖縄県で米軍ヘリによるトラブルや事故が相次いでいることについて、マティス長官は謝罪し、再発防止に取り組む考えを示した。NHKが伝えた。
米軍ヘリは6日に沖縄県うるま市の砂浜に緊急着陸したのに続いて、8日にも読谷村に緊急着陸するなど、トラブルや事故が相次いでいる。小野寺防衛相は「地元の不安と懸念を踏まえ、再発防止策や点検?9?9整備の徹底について、いま一度、抜本的な対策を講じてほしい」と申し入れた。
これに対しマティス国防長官は謝罪した上で「米軍機の緊急着陸が続いているという状況を十分認識しており、重要な課題としてしっかり取り組んでいく」と述べた。
また9日に韓国と朝鮮による閣僚級会談が行われることに関連して、双方は対話が目的になってはならないとした。また朝鮮に方針変更を迫るため、米日韓が緊密な連携を維持し、朝鮮に最大の圧力をかける必要があるとした。
小野寺防衛相は会談後、記者団に対して「会談では昨年9月、10月、12月に沖縄で起きた各種事故が列挙された。双方は安全を確保した上で飛行するというコンセンサスを形成した」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年1月10日