日本の自転車専用列車が初めて開通し、東京から房総半島を訪問する手段が増えた。
房総半島はサイクリングに適している。愛好家からの要望に応じ、JR東日本は自転車をそのまま車内に持ち込める「B.B.BASE(房総バイシクルベース)」の運行を開始した。6日より毎週末に両国駅(東京都墨田区)と千葉県の房総半島を結び、4路線を週ごとに1日1往復する。自転車を押しながらホームに入れる専用通路も整備した。
列車は黒、白、グレーの外観で、6両編成(定員は99人)。車内の座席には自転車ラックが取り付けられており、このラックにより自転車をそのまま車内で立てることができる。4号車には乗客が集まるスペースもある。
同列車の初の乗客になった神奈川県相模原市の会社員、サイクリング愛好家の吉岡徹さん(32)は朝日新聞に対して、「普段は他の人の邪魔にならないかと気にするが、楽で快適だ」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年1月10日