日本の河野太郎外相は16日、カナダ・バンクーバーで韓国の康京和外相と会談し、韓国が発表した慰安婦問題をめぐる日韓合意に関する新方針について「さらなる措置を求めることは全く受け入れることはできず、(韓国が提案する)協議には応じられない」と述べた。時事通信が伝えた。
日本の外務省によると、会談は英語で約45分間行われ、通訳も同席しなかった。ネットユーザーは、このほうが交流しやすく、双方が自身の強硬な立場を表明しやすいとコメントした。
日本政府は2015年に、慰安婦問題の最終解決について当時の韓国政府と合意した。しかしこの合意は韓国国内で、慰安婦被害者本人の意見や気持ちなどを十分に考慮していないと批判された。文在寅大統領が就任すると、韓国政府は「重大な瑕疵」が存在するとされる合意を検証し、新しい方針を発表し、日本側に心からの謝罪などを求めた。しかし日本は終始、「受け入れられない」と強調している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年1月19日