ヘリは4人家族の民家に墜落した。日本メディアの報道によると、事故発生当時は家に人がいなく、けが人は出なかった。しかしメディアはその後この情報を訂正し、11歳の女児が家にいたが、ちょうど一階にいたため難を逃れたと伝えた。女児は逃げる際に右膝に軽傷を負った。
佐賀県と神埼市の職員は6日に事故現場を視察し、驚き覚めならぬ一家を見舞った。テレビの画面では、女児の両親が声をあげ泣いていた。父の川口貴士さんはインタビューに応じた際に「今の気持ちは言葉で言い表せない。娘が驚かされたが、だいぶ良くなってきている」と述べた。
共同通信の記者が現場を取材したところ、ヘリは屋根に大きな穴を開けており、残骸がそのまま残されていた。自衛隊と警察が事後処理に当たっている。
安倍首相は6日の衆院予算委員会で謝罪し、本件が「住民の安全を脅かし、深刻な損失を生んだ」と述べた。事故現場の近くには幼稚園と小学校があるが、幸いにしてけが人は出なかった。
安倍首相は自衛隊に配備されている同型12機の飛行停止を命じた。安全調査終了後に、飛行が再開される。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年2月8日