日本メディアによると、東京都奥多摩町の三頭山とヌカザス山の付近で21日、中国人4人を含む13人の登山者が積雪で下山できなくなった。日本の警視庁などは22日、ヘリコプターなどを使って全員を救出。登山者の中には凍傷や歩けないなどの症状が出た人がいたものの、全員命に別状はなかった。
青梅警察署によると、同署は21日晩7時45分頃、「13人の団体が下山できなくなった」という通報を受けた。22日未明、警視庁と東京消防庁の捜索隊が出発し、尾根付近で10~40代の男性6人と女性7人の計13人を発見した。
22日午前6時40分頃、6人の登山者は捜索隊とともに東京都檜原村に下山し、体の痛みや凍傷などを訴えて病院に搬送された。6人中2人は日本人、4人は20~30代の中国人だという。
残りの7人中3人は自分で歩けず、児童も1人いた。警視庁と東京消防庁は3機のヘリコプターを出動させた。
22日昼前、7人はヘリコプターで救出され、病院に搬送された。三頭山は標高1531メートル、ヌカザス山は1175メートル。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年3月23日