在日米軍の空母艦載機の移駐が30日に完了し、米軍厚木基地(神奈川県)から岩国基地(山口県)に移駐した。日本メディアが伝えた。
岩国基地の所属機は約120機になり、極東最大級の航空基地になった。
岩国基地には米海兵隊の約60機があった。移駐計画によると、昨年8月より厚木基地所属の約60機が岩国基地への移駐を開始した。在日米軍海軍司令部によると、今回移駐したのは原子力空母「ロナルド・レーガン」の艦載機で、第5空母航空団所属。
山口県は本州最西端に位置する。岩国基地は瀬戸内海を望む三角州にあり、戦略的に重要な位置付けとなっている。
米軍の空母艦載機の岩国基地移駐に、多くの現地人が懸念を募らせている。一部の市民は、移駐した軍機は、厚木基地周辺の騒音の主因になっていたと述べた。また市民は米軍による犯罪と事故の増加や、基地がミサイルやテロリストの攻撃の目標になることを懸念している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年4月3日