日本メディアが15日に発表した世論調査の結果によると、小泉純一郎元首相の息子、自民党筆頭副幹事長の小泉進次郎氏が、次期自民党総裁に最もふさわしい人物に選ばれた。
【父の票田を継承】
NNNが15日に発表した世論調査の結果によると、「次期自民党総裁に最もふさわしい人物は誰か」という設問で、進次郎氏が1位になった。これまでの世論調査では2位につけることが多かったが、今回は初めて自民党元幹事長の石破茂氏を抜き首位になった。
純一郎氏の次男である進次郎氏は1981年生まれで、日本の政界では有名な「新星」だ。兄の小泉孝太郎氏は1978年生まれで、政治ではなく役者の道を歩み、多くの映画やテレビドラマに出演している。
進次郎氏は2004年に関東学院大学を卒業すると、米コロンビア大学に留学し、政治学修士号を受けた。帰国すると父の秘書になった。2009年の衆院選では、神奈川県第11区横須賀市・三浦市で参院選に初出馬した。
進次郎氏は父の票田を継承し、父の政治理念を全面的に継承した。親米路線を積極的に打ち出し、第二次大戦のA級戦犯14人が祀られている靖国神社を何度も参拝している。