中国海警局の船が23日午前、再び釣魚島から12カイリ内に入り巡航し、日本の海上保安庁の巡視船から追跡・妨害を受けた。日本側の船は「日本の領海」に進入せぬよう、中国側に「警告」を出し続けた。
NHKは「日本第11管区海上保安本部によると、23日午前10時過ぎから中国海警局の船4隻が船隊を組み、黄尾嶼沖から釣魚島の12海里内に入り巡航した。およそ1時間半後、4隻は12海里内から離れていった。那覇海保本部は巡視船を派遣し、中国公船に警告を出し続け、追跡・監視を行った」と報じた。
日本側の統計データによると、中国公船が釣魚島から12カイリ内に入るのは、今年で8回目。
またNHKによると、この4隻のうち3隻が黄尾嶼の西北西およそ24−29キロ、残りの1隻は釣魚島の北北西およ30キロの接続水域を航行した。
中国国家海洋局は公式サイトで、23日に中国海警「2306」「2337」「2102」「31240」による船隊が、わが国・釣魚島の領海内を巡航したと発表した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年4月24日