中国の抗日ドラマ、優秀作品も多い=日本人俳優

中国の抗日ドラマ、優秀作品も多い=日本人俳優。中国の映像作品で日本兵を30回以上も演じたことのある美濃輪泰史氏は「間違いはよくある。彼らは日本人の顔が欲しいだけだ」と感慨深く語った…

タグ:日本兵 ドラマ 映像

発信時間:2018-04-25 17:31:25 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 「中国にも多くの優秀抗日作品がある」


 同じく旧日本兵の役ではあったが、美濃輪氏は『南京!南京!』『金陵十三釵』『厨子戯子痞子』などの名作にも出演したことがある。中国トップの監督との仕事について、美濃輪氏は「大変ためになった」と話す。『厨子戯子痞子』では日本の軍官・五十嵐を演じ日本料理店に押し入り、水がめに向かい「これはフグか」と言った。実際にはフグはその後の処理で加えられ、水がめは撮影の段階では空だった。美濃輪氏はまず自分なりに演じたが、管虎監督からは「どうして目を動かさないんだ? ここでフグが泳ぎ回っていると想像するんだ」と言われた。美濃輪氏はこの細かい指摘に心を動かされた。


 『南京!南京!』『金陵十三釵』のスタッフには軍事専門家がおり、日本人俳優が最大限に旧日本兵を再現できるよう指導した。美濃輪氏は環球時報の記者に対して「中国には実際には多くの優秀抗日作品がある。抗日神劇は、スタッフの態度が問題だ。彼らが業界内で成功していないのも無理はない」と述べた。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年4月25日  


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