在日米軍のF–35戦闘機、福岡に緊急着陸

在日米軍のF–35戦闘機、福岡に緊急着陸。

タグ:航空自衛隊

発信時間:2018-04-26 15:05:39 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 日本の航空自衛隊は24日、在日米軍のF–35B型ステルス戦闘機が同日、日本南西部の福岡県にある航空自衛隊基地に緊急着陸したと発表した。同型機が日本に配備されてから、米軍基地以外に着陸したのは初めて。


 福岡県にある航空自衛隊築城基地によると、在日米軍岩国基地に所属する同機は24日午前11時頃に築城基地に緊急着陸した。当時、戦闘機は岩国基地に戻る途中とみられ、パイロットが築城基地に緊急着陸を要請した。


 火災や死傷者は出なかった。航空自衛隊は戦闘機の機体に故障が生じたと見ているが、在日米軍から詳しい情報はない。 日本の防衛省は、同型戦闘機が2017年1月に日本に配備されてから、米軍基地以外に着陸したのは初めてだと発表。


 戦闘機の緊急着陸は周辺住民の不満を引き起こし、「音がうるさい」という声のほか、「基地が特別訓練を実施したのか」という疑問もある。


 F–35統合打撃戦闘機は米国が同盟国と共同開発した第5世代多用途作戦機で、新型配電システムを搭載し、レーダーに映らないステルス機能を備える。F–35はA、B、Cの3バージョン、それぞれ通常離陸型、短距離離陸/垂直着陸型、空母離着艦型があり、空軍、海兵隊、海軍が使用する。


 同機は技術欠陥が指摘されている。2015年7月に行われた模擬空戦テストで、米軍はF–35の空中格闘性能が前世代のF–16に劣ることに気づいた。 また、イギリス国防省がF–35B型ステルス戦闘機を操縦するパイロットに暴風雨から離れるよう要求したことも明かされた。設計面の欠陥と技術問題が存在し、落雷で爆発する可能性があるためだという。


 2014年6月、米フロリダ州のエグリン空軍基地のF–35がエンジン破裂で離陸滑走中に発火し、同基地のF–35戦闘機編隊が3週間にわたり飛行を停止し、イギリス・エアショーでの初公開を逃したことがあった。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年4月26日

 

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