ロシアのスプートニクの報道によると、日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、日本製の世界最小のSS-520ロケットがギネス記録に認定されたと発表した。
今年2月に打ち上げに成功したSS-520ロケットは、人工衛星を軌道に送ることができる世界最小のロケットになった。高さわずか9.5メートル、直径50センチ、重さ2.6トン。
このサイズのロケットと衛星は開発と打ち上げのコストを従来の数十分の1に削減できる。費用はわずか4億円。打ち上げコストは従来の5分の2になる。H2Aロケットの打ち上げコストは10億円超だった。
プロジェクト責任者の羽生宏人氏は、「これほど小さなロケットを造れたのは、日本の科学技術レベル、長年のロケット開発と輸送基礎の構築のおかげ」と話した。
JAXAは、「新型ロケットと打ち上げコスト削減により、宇宙が日常生活、科学、工業の面でより多くの人が利用できるようになると良い」とした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年4月28日