中国外交部の耿爽報道官は7日の定例記者会見で、「中日両国の関連部門は、海空連絡メカニズムの運用に向け、関連準備作業を加速している」と述べた。
記者からは「共同通信によると、日本の安倍晋三首相と李克強総理は海空の偶発的な事態を回避するため、海空連絡メカニズムについて合意に至る見通しだという。中国側はこれについてどのように論評するか」という質問があった。
耿報道官は「中日双方の東中国海危機管理問題における目標は一致している。海空連絡メカニズムの構築は、双方の相互信頼を促進し、齟齬をコントロールし、東中国海の平和と安定を守る一助となる。両国の関連部門は現在、同メカニズムの運用に向け、関連準備作業を加速している」と回答した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年5月8日