【重要議員を欠く】
民進党と希望の党は合流前に国会議員107人を擁していたが、約4割が新党に加わらなかった。
民進党の参院議員16人が7日午前、離党届けを提出した。同日、民進党衆院議員、前首相の野田佳彦氏が離党を宣言し、かつ国民民主党に加わらなかった。共同通信によると、同日まで民進党の国会議員53人のうち27人(前代表の岡田克也氏、前代表代行の江田憲司氏など)が、新党に加わらないと発表した。
岡田氏と数名の国会議員は1日、地域政党「三重新政の会」の結成を発表した。野田氏は千葉県で政治団体を結成する予定だ。
元法務大臣の小川敏夫氏ら参院議員10人は民進党を離党後、7日になり立憲民主党に入党申請を出した。最大野党の勢力が強化された。
希望の党創設メンバーの細野豪志氏も新党に加入せず、無党派議員として衆議院で活動することになる。
共同通信が4月中旬に実施した世論調査によると、民進党と希望の党の支持率は1%前後に留まっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年5月8日