日テレ、南京大虐殺を反省するドキュメンタリーの続編を放送

日テレ、南京大虐殺を反省するドキュメンタリーの続編を放送。

タグ:南京 虐殺 歴史認識 反省 メディア

発信時間:2018-05-17 09:57:39 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 日本テレビは13日深夜、45分間のドキュメンタリー「NNNドキュメント『南京事件2』」を放送した。同番組は中日両国で集められた歴史資料に基づき、南京大虐殺の否定や書き換えを試みる日本国内の間違った行為を批判した。


 日本の敗戦70周年の2015年10月、日本テレビは南京大虐殺を反省するドキュメンタリーを放送し、日本国内を震撼させた。今回の番組はその続編に当たる。元日本兵は1937年12月16日と17日に中国人捕虜を殺害した事実を話し、数万人の中国人を殺害したことを認めた。現存する資料と元兵士の証言に基づき、番組はCGを使い日本軍の「魚雷営」による残酷な虐殺シーンを再現した。番組は日本民間の南京大虐殺研究者である小野賢二氏の、南京大虐殺に加わった中国侵略旧日本軍第13師団歩兵第65連隊の兵士による大量のインタビュー音声・映像を採用した。


 多くの日本人がネット上で感想を述べている。あるネットユーザーは「歴史認識は一歩目に過ぎず、反省を戦争再発防止の力に変えることが一人ひとりの使命だ」とコメントした。別のネットユーザーは「番組は日本の敗戦後に関連文書が急いで焼却処分され、事実が書き換えられた歴史を反映している。残念ながら、これに責任を負う者がいない。一人の日本人として恥ずかしい。戦争の悲劇が再演されず、歴史の真相が歪められないことを願う」とコメントした。


 明治学院大学国際平和研究所の石田隆至研究員は「この番組は日本による加害事実を認めようとしない歴史修正主義を批判した。多くの日本人がこの番組を見れば、正確な歴史認識の形成の一助になるだろう」と指摘した。


 日本橋報出版社の段躍中編集長は、本紙記者に対して「NHKは先ほど731部隊の罪を暴くドキュメンタリーを放送し、日本テレビは南京大虐殺を反省するドキュメンタリーを放送した。これらは日本メディアの歴史を直視し、勇敢に反省しようとする精神を示している」と話した。明治学院大学の張宏波教授は「この番組は非常に細やかで、深みがある。歴史の真相を伝えるドキュメンタリーやその他の作品が増えることを願う」と述べた。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年5月17日  

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