安倍首相による指示を一貫して否定している前首相秘書官の柳瀬唯夫氏の説明について、国民は世論調査で厳しい見方を示した。公明党の幹部は重苦しい表情で「説明は不自然と判断されている」と話した。
麻生氏の発言も悩みの種になっている。
野党は多くの攻撃材料を握っているが、「政権を崩壊に追いやれない」(立憲民主党幹部)のもまた事実だ。国民民主党の増子輝彦幹事長代行は事態を重く見ており、「これは野党に締まりがないからだ」と述べた。
日本維新の会の馬場伸幸幹事長は、その他の野党による審議拒否の戦術を批判し、「世論の風向きは完全に変わった。応援のおかげで、内閣支持率が上昇した」と皮肉った。
国民民主党の支持率は1.1%のみ。前回調査で、合併前の希望の党の支持率は1.7%、民進党は1.1%だった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年5月17日