日本の女子高生、川原華唯都さん(18)は155.5センチの長髪を持ち、ギネス世界記録「最も長い髪の毛を持つティーンエイジャー」に選ばれた。彼女は病気で髪の毛を必要としている人に寄付するため、この長髪を切ることを決めた。
鹿児島県薩摩川内市の高校に通う川原さんは、生まれてから一度も髪の毛を切ったことがない。親戚に励まされ、今年3月にギネス記録に申請した。155.5センチという記録によって、アルゼンチンの少女が維持していた152センチの記録を打ち破り、「最も長い髪の毛を持つティーンエイジャー」に選ばれた。
川原さんは18年間に渡り毎日髪の毛を洗い、大変な思いをしてきたという。母に髪を洗ってもらい、父にドライヤーで乾かしてもらう。父は「娘の洗髪は毎日の定例行事で、一家で触れ合う貴重な時間でもある」と話した。両親に手伝ってもらい、川原さんは長髪を留めるのが面倒と感じたことはなく、時々肩がこるだけだという。
川原さんは、モデルのダレノガレ明美がツイッターで、かつらを必要とする人のため寄付を募っているのを目にし、自分の髪を寄付しようと思ったという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年5月28日