現地時間2日に行われたW杯決勝トーナメント1回戦で、日本はシュートを2回決めた。2対3でベルギーに逆転を許しベスト8に進めなかったが、そのパフォーマンスは関係者から称賛されている。
試合終了後間もなく、アジアサッカー連盟はSNS公式アカウントで「実に不思議な試合で、日本が敗退した。2点リードしていたが、残念ながらベルギーに惜敗した」と感嘆を漏らした。
FIFAワールドカップ公式アカウントも両チームを称賛し、ベルギーの準々決勝を喜ぶと同時に、日本の敗退を悲しんだ。「日本代表が私たちのW杯のためにこれほど素晴らしい瞬間を届けてくれたこと、ロシアW杯のためにしてくれたすべてのことに感謝する」
イタリアの伝説的なDF、バレージも日本を称賛し、拍手をする3つの絵文字を投稿し「これは日本のパフォーマンスに送るものだ」とコメントした。彼のACミランのチームメイト、ブラジルのスター選手であるレオナルドも日本の国旗を投稿し、日本チームを称賛した。
イングランドの名プレイヤーのリネカーは、日本が2点をもぎ取ると興奮を抑え切れず「乾貴士のシュートは素晴らしかった。今回のW杯はクレイジーだ。イングランドが日本の相手にならなかったことに感謝する」とコメントした。イングランドはリーグ戦の最終戦で控えのほぼ全員を使い0対1でベルギーに破れ、ベスト16で日本ではなくコロンビアと対戦することになった。
AFP通信は試合後「日本は最も残酷な形で敗退した」と心から惜しみ、「日本のこのようなW杯敗退は最も辛い」と論じた。ベルギーのシャドリが94分で最後のシュートを決め、衝撃を与えた。
AFP通信は、「日本は逆転されたが、胸を張って帰国できる。吉田麻也は巧みに防御を固め、GKの川島永嗣もスーパーセーブを連発した。彼らはもっと良い結果を手にしてよかった。日本はアザール、デ・ブルイネ、ルカクを1時間以上も封じ込んだ。最後の逆転もベルギーの方が運が良かったと言える。2人の控えも素晴らしいパフォーマンスだった。日本は技術もあり、シュートを2回決めた。西野朗監督が4月に就任したばかりであることに注意が必要だ」と伝えた。
英国の有名記者のコリンズ氏は「今回の試合では、先ほど物議を醸したビデオ・アシストが鳴りを潜めた。両チームともわざと倒れず、余計なジェスチャーをしなかった。サッカーの本来の姿に戻り、全員でゴールを死守することはなかった。双方とも勝利を目指し戦い、素晴らしかった」と表明した。
リネカーはこれに完全に賛同し「そのとおりだ。これこそがスポーツの真髄だ」と述べた。試合については「最後の20分はまさに地獄で、苦しい戦いだった」と称賛を惜しまなかった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年7月3日