第7回世界平和フォーラムが15日午後、北京市で記者会見を開いた。日本の立憲民主党副代表、衆議院議員の近藤昭一氏が出席し、記者からの質問に答えた。
近藤氏は「いかに日本の若者に歴史問題を語るべきか」という質問に対して、「日本の若者が中国を訪れ、真剣に歴史を学ぶことを願う。私は政治家として、日本の与党と政府に対して、各国の青少年に向けより多くの相互交流の場を作るように呼びかけてきた。また日中両国の若者が相互理解と信頼をさらに深め、世界平和に共に貢献することを願う」と述べた。
日中友好議員連盟幹事長の近藤氏は「日本がこれからも経済発展を続けるためには、誠意をもって戦争の歴史と向き合い、アジア諸国と団結・協力する必要がある」と指摘した。
立憲民主党は日本の最大野党であり、安倍首相による改憲の主張、憲法9条で自衛隊を明文化することに反対している。枝野幸男代表は、「今年の日中平和友好条約締結40周年を契機とし、両国のより広範な交流と協力を展開し、両国の政党・議員・若者などの交流で、引き続き日中関係の発展に新たな貢献を成し遂げることを願う」と発言したことがある。
世界平和フォーラムは2012年に設立された、中国初のハイレベル・非公式国際安全フォーラムだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年7月18日