日本に留学する中国人の数が近年急増している。過去の留学生と比べて、どのような変化があるか。
社会法人 日本中国留学生交流会の陳亮会長は、現在の留学生は以前と比べて個性的になったと考える。山形大学に留学した陳亮さんは、「以前の中国人留学生は日本に行くとアルバイトを探したが、現在は仕事ではなくチャンスを探す。彼らは留学だけでは満足しないようになっている。これは90年代生まれの留学生から感じた印象」と話した。
陳亮さんによると、以前の留学生は自分が日本でやりたいことが明確でなかった。留学はある意味、生存の道を探ること。そのため、彼らは日本に行くとまず職を探してお金を稼いだ。しかし、現在の若い学生たちは異なり、多くの人がハイレベルの知識と技術を学ぶために留学する。
陳亮さんによると、交流会の副会長の留学目的は非常に明確で、日本の大学の法学部に入り、行政書士(個人または法人と政府機関の連絡、登録、許可申請、証明書、プロジェクト審査などの手続きを行う)になることが夢だった。彼は日本で投資する中国企業が増加し、行政書士の人材ニーズも増加しているという情報を入手したためである。その後、彼は明智学院大学の法学部に合格した。日本では、相応の資格があれば国籍を問わず行政書士事務所を設立できる。同様に、現在の中国人留学生の目標も非常に明確で、大学4年間を勉強に専念する。