日本人がパリでごみ拾い きれい好きか「余計なお世話」か

日本人がパリでごみ拾い きれい好きか「余計なお世話」か。

タグ:ワールドカップ 日本チーム

発信時間:2018-08-10 11:07:45 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 また、大リーグのベンチでは別の選手は食べたガムや種の殻を地面にそのまま吐くが、大谷選手は使用済みの紙コップに入れている。日本人にとって、使用済みの紙コップを簡易ごみ箱にすることは当然の行為である。

 

 日本ではマクドナルドでもごみを自分で片付ける。捨てる際は飲み残したドリンクを専用のごみ箱に捨て、プラスチック類(ドリンクの蓋やストロー)、紙容器(ハンバーガーなどの容器)を細かく分別する必要がある。また、トレーニングジムではトレーニングルームでも更衣室でも、汗で汚した場合は自分で拭く。ドライヤーを使用した場合は、落ちた髪などを全てきれいに片付けてからその場を去る。

 

 日本にはなぜこのような習慣があるのか。学校での教育がしっかりしているという説がある。日本の学校では大学を除く全ての学校に掃除の時間があり、昼休みまたは放課後に全校生徒が一緒に掃除をする。

 

 奇妙なことに、公共の場をきれいにしたいという思いは日本国内だけではない。自分が行った場所が汚ければ、日本人は非常に気にする。例えば、フランスのパリの街は非常に汚く、日本人の基準で言えば「耐えられない」レベルである。パリ市民にとっては「余計なお世話」かもしれないが、東京の旅行会社などはパリに清掃員まで派遣し、人気観光地のエッフェル塔やシャイヨ宮の付近でごみ拾いをしている。

 

 日本人のこのような行動に対して、称賛の声ばかりではない。ワールドカップでサポーターがごみ拾いをしたことについては清掃員の仕事を奪うという批判もあり、海外でごみ拾いをするという行為は、前述の通り「余計なお世話」とも言われている。

 

 中国の不動産会社によると、「日本人に貸したい」と言う家主も多い。引っ越して行く時にきれいに掃除し、入居時と同じ状態にするためである。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年8月10日

 

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