横井氏はあいさつの中で、次のように述べた。日中平和友好条約締結40周年は、中国の改革開放40周年でもある。私は駐中大使に就任してから2年間で各地を訪問し、活力あふれる中国社会と人々の新しい姿をこの目で見ることができた。40年間の日中両国の交流の成果は、私の当初の想像をはるかに上回っていた。日中両国が協力を続け、新たな成果を手にし続けることを信じている。
今回のシンポジウムは、条約の精神を発揚し友好協力を掘り下げることをテーマに、「中日平和友好条約の時代の背景と歴史の経験」、「条約締結40年に渡る国際環境と中日関係」、「新情勢を迎えいかに条約の精神を発揚し中日関係を発展させるべきか」という3つの分科会に分かれた。両国関係発展の歴史の経験を総括し、中日と世界の相互作用の法則を分析し、未来の協力のビジョンについて模索した。中日関係を正確な軌道に戻し、長期的で健全かつ安定的な発展を実現するため提案を行った。中日双方の友好関係者、専門家・学者、メディア代表者ら100人以上がシンポジウムに出席した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年8月13日