日本の防衛相が南アジアを歴訪、中国企業が運営権を持つ港を視察

日本の防衛相が南アジアを歴訪、中国企業が運営権を持つ港を視察。一部メディアは、小野寺氏が中国を名指しすることはなかったが、「南アジアで存在感を強める中国をけん制」する意図があったと伝えた…

タグ:インド 訪問 小野寺

発信時間:2018-08-24 13:46:14 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 VOAは、小野寺氏は「インド太平洋戦略」を実施するため、インドとスリランカを訪問したと伝えた。特にスリランカの訪問は、日本がインド洋諸国の防衛への援助を強化し、中国の影響力に対抗し、海洋の自由な行動方針を維持することが目的だ。シリセナ大統領が3月に訪日した際に、安倍首相は「インド太平洋戦略」の重要性について再言及し、さらにシリセナ政権への外交援助に協力することを強調した。小野寺氏の今回の訪問は、その一環と言える。


 共同通信によると、小野寺氏の南アジア歴訪は中国への警戒を背景としたが、「中国との対抗」を強調すれば、両国の中国との外交・経済関係の目論見に合わない恐れがあった。日本は今後も、その対応に苦しむことになる。日本メディアが小野寺氏の訪問の効果に期待しないことには、別の原因がある。中国の国防部長がインドを訪問し、シグナルを発したからだ。共同通信によると、小野寺氏は20日にインドのモディ首相を表敬訪問した。モディ首相は翌日、中国国務委員兼国防部長の魏鳳氏と会談し、「印中関係は世界の安定に不可欠だ」と述べた。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年8月24日

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