中国駐日本大使館は27日、東京のホテルニューオータニにて、中華人民共和国成立69周年ならびに中日平和友好条約締結40周年招待会を開いた。程永華大使が出席し、あいさつした。
日本の野田聖子総務大臣、上川陽子法務大臣、林芳正文科大臣、齋藤健農林水産大臣、石井啓一国土交通大臣、福井照内閣府特命担当大臣ら政府高官、福田康夫元首相、鳩山由紀夫元首相、二階俊博自民党幹事長、山口那津男公明党代表ら要人、衆参両院の国会議員、友好団体責任者、経済界首脳、各国駐日使節、在日華僑・華人、中国系機関、留学生代表者ら1500人余りが出席した。
NHKのウェブサイトに掲載された記事によると、程大使はあいさつの中で、中日関係のさらなる改善に期待していると述べた。また現在の中日関係は、改善・発展の重要な契機を迎えていると指摘した。
李克強総理が今年5月8−11日に訪日し、第7回中日韓首脳会議に出席した。中日関係が再び正常な軌道に戻るよう促し、中日友好事業の再出港を実現した。
同記事は程大使の「両国の各界が現在の得難いチャンスをつかみ、共同の利益を絶えず拡大し、中日関係の安定的な前進をしっかり促し、新たなより大きな発展を手にすることを願う」という発言を引用した。
日中友好議員連盟会長、文部科学大臣の林氏は、日中友好団体を代表しあいさつした際に、「日中関係はもはや二国間の範疇を超え、地域と世界の繁栄・安定に対して日増しに重要な影響を及ぼしている。日中関係は現在、春を迎えた。双方の共同の努力により、日中関係がこれから夏に向かい、各分野の交流と協力がより熱くなることを願う」と表明した。
中根一幸外務副大臣が日本政府を代表し、あいさつした。「古い世代の政治家が智慧・勇気・心血を注いだため、日中関係は40年に渡り長期的に発展した。日中平和友好条約締結40周年という記念すべき年に、両国各界の関係者が共に条約の精神を振り返り、次の世代に伝えることで、両国関係の改善・発展に向けたゆまず努力することを願う」
乾杯の音頭を取った福田氏は、中国の繁栄と発展を祈り、各界の関係者が共に両国関係の改善・発展に貢献することを励ました。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年9月29日