資料写真 人民網より
日本郵便はドローンを使った荷物輸送の実験を、11月上旬から福島県内で始める。国土交通省が設けた新しい運用ルールに基づき、国内では初めて操縦者などが機体を視認できない範囲でドローンを飛ばす「目視外飛行」で実験する。読売新聞が伝えた。
実験は1年間、小高郵便局(福島県南相馬市)と浪江郵便局(同県浪江町)の間の9キロメートルで実施。社内の書類や荷物、郵便局内に置くチラシなどを輸送する。
従来、ドローンは操縦者か機体を監視する補助者が原則、目視で機体を確認できる範囲内しか飛ばすことができなかった。国土交通省は今年9月に運用ルールを改正し、日本郵便は10月26日にこの実験を行う承認を受けた。将来的には、山間部や離島などでの活用を目指し、人手不足の解消や配送の効率化を図る狙いだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年11月2日