ダブル11、日系企業は中国消費市場の魅力を実感

ダブル11、日系企業は中国消費市場の魅力を実感。

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発信時間:2018-11-12 15:31:55 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 21秒で10億元突破、2分5秒で100億元突破、1時間47分で1000億元突破。1日の取扱高は2135億元で、前年の1682億元からさらに大きく一歩踏み出した。これは昨年のネット通販の祭典「ダブル11」が提出した華麗なる成績表だ。


 「11月11日はすべてのショッピングの記録が打ち破られる日だ」米ネットメディアCNETは「2018年のブラックフライデー、中国の独身の日の比ではない」と題した記事の中で、次のように伝えた。ブラックフライデーとサイバーマンデーは偉大なる発明だ、より割安でショッピングを楽しめるからだ。ところが上には上があるものだ。それは中国のダブル11という、ショッピングの祭典だ。中国のダブル11は、米国のブラックフライデーとサイバーマンデーの売上を大幅に上回る。今年は中国と世界の18万のブランドが、10年目となるダブル11に参加した。米タイム誌(電子版)によると、アリババの昨年のダブル11の売上は253億ドルだったが、米国のブラックフライデーとサイバーマンデーのオンライン収入は計116億2000万ドルだった。しかもアリババは唯一の参加者ではなかった。


 米国メディアは中国と米国を比べたがる。米ビジネスインサイダーによると、アリババの「ダブル11」の売上はわずか10分で46億8000万ドルを突破し、米ネット通販大手アマゾンの今年最大の販促日「プライムデー」の売上を上回った。データによると、アマゾンは今年7月の36時間限定のセールで、42億ドル以上の売上を記録した。アナリストはCNBCに対して「今回のプライムデーを例とすると、アマゾンの売上は40億ドル以上で確かに大きな数字だが、比較すると小規模で他愛もないことが分かる。中国の中産階層の人口は米国の総人口を上回り、かつ中国人の方が技術に敏感だ」と指摘した。


 日本のフジテレビは次のように伝えた。11月11日の「独身の日」は現在、中国のネット通販が取扱高の更新を続ける祭典になっている。ネット通販サイトは中国の多くの貧困地域が経済を発展させるための重要な手段になっている。各地の特産品を、中国全土に販売できるからだ。中国の多くの農村が「タオバオ村」になっている。同じインターネットの世界にありながら、中国のネット通販サイトは日本よりも順調に発展しており、かつ中国人の消費力は依然として驚異的だ。また日本テレビは、一部の日本企業も中国のダブル11にこぞって参戦しており、売上で上位に名を連ねる企業もあると伝えた。中国の日系企業は、中国の消費市場の大きな魅力を十分に感じ取っている。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年11月12日

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