米日最大の軍事演習、中国に矛先を向ける

米日最大の軍事演習、中国に矛先を向ける。ビジネス・インサイダーによると、同演習は1986年より隔年開催されており、日本列島の防衛を主な演習目的としている…

タグ:演習 軍機  日本列島 参加者

発信時間:2018-11-13 17:05:17 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 米日史上最大規模の演習――ビジネス・インサイダー、星条旗新聞など複数の米メディアは10日、米日の対中関係が日増しに緊張化するなか、先ほど閉幕したばかりの米日最大規模の軍事演習「キーン・ソード19」は、中国に直接矛先を向けたと伝えた。


 ビジネス・インサイダーによると、同演習は1986年より隔年開催されており、日本列島の防衛を主な演習目的としている。「キーン・ソード19」は米日の今年最大の合同演習であり、同シリーズの演習としても過去最大規模となった。日本からは自衛隊全体の約5分の1に相当する4万7000人の自衛官が参加し、米軍の参加規模も1万人を上回った。双方の参加者数は、前回を約1万1000人上回った。さらに数十隻の米日の艦艇、数百機の軍機が参加した。原子力空母「ロナルド・レーガン」、「ロサンゼルス級」攻撃型原子力潜水艦などの主力艦を含む米軍第7艦隊の総力がほぼ揃った。さらに海上自衛隊の潜水艦、カナダの軍艦2隻が参加した。


 星条旗新聞(電子版)によると、「キーン・ソード19」は米軍と自衛隊による合同実地訓練・演習であり、米日同盟の戦備状態と連携の強化を目的とする。読売新聞によると、今回の演習は日本が大規模な軍事攻撃を受けたことを想定し、主に自衛隊と米空母が共に敵軍を退け、米軍機を利用し日本の防空ミサイル部隊を輸送する訓練を行った。


 ビジネス・インサイダーは、中国海軍の艦艇が南中国海で米海軍と近距離で対峙し、日本周辺の軍事活動も活発化させていることから、米日の今回の的を絞った合同演習の強化は「中国への反応」と判断した。在日米軍のジェリー・マルティネス中将は、今回の記録的な演習は、「米日同盟の力と持久性」を示すことが狙いだったと話した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年11月13日

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