「空飛ぶ車」、日本が来年の試作機完成を目指す

「空飛ぶ車」、日本が来年の試作機完成を目指す。日本政府は16日、人を乗せて空を移動する「空飛ぶ車」に関する官民協議会の第3回会合を東京で開き、実用化に向けた工程表の素案を示した…

タグ:試験飛行 機体 航空機 離島

発信時間:2018-11-20 14:03:11 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 日本政府は16日、人を乗せて空を移動する「空飛ぶ車」に関する官民協議会の第3回会合を東京で開き、実用化に向けた工程表の素案を示した。2019年中に人が乗れる電動の試作機を完成させ、試験飛行を実施する目標を掲げた。20年代の実用化を目指し、制度の整備や技術の確立を急ぐ。日本メディアが伝えた。


 政府によると、福島県や東京都、三重県、大阪府から試験飛行場所の提供の申し出があるという。


 工程表の素案は20年代に娯楽用途や貨物輸送で活用され、地方では人の移動手段として普及を想定。30年代は都市部での移動手段として利用が広がるとした。


 このため、政府は20年代に操縦者の技能や機体の基準を制定し、安全確保の法制度を整える。航空機と同じ水準の安全性や静粛性が確保できるよう、技術開発を後押しする。離島や山間部で活用を始めると想定しており、離着陸場所や飛行空域の調整を進める。空飛ぶ車の実績を積んでから、地上からの遠隔操作や自動運転に挑戦する。


 経済産業省、国土交通省、航空企業、航空機メーカー、大学の関係者らが会合に出席した。素案は年内に官民協議会によって正式にまとめられる。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年11月20日

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