【県民投票へ】
玉城氏は27日に沖縄メディアの取材に応じた際に、安倍氏との会談では沖縄県の立場に「変化はない」ことを伝え、政府との対話継続を求めると述べた。
玉城氏はさらに、来年2月24日に移設の賛否を問う県民投票を行う計画を発表した。告示は14日。
玉城氏は「これは県民全体の意向を反映する重要な機会だ。投票に足を運ぶことを心から願う」と述べた。
県民は投票で、移設に「賛成」もしくは「反対」のいずれかを選択する。投票条例によると、いずれかが有権者総数の4分の1に達した場合、知事はこの結果を尊重しなければならない。
玉城氏は就任後、米軍基地移設問題について奔走を続けている。今月上旬には米国の各都市を訪問し、移設計画の見直しを訴えた。
在日米軍基地の7割以上が沖縄県に集中している。米軍による犯罪、軍機墜落、高空からの落下物、騒音などの問題が相次いで発生している。県内では米軍基地移設を求める声が根強い。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年11月29日