外交部(外務省)の耿爽報道官は3日の定例記者会見で、東中国海のガス田開発問題について「東中国海での中国側の石油・天然ガス活動はいずれも全く係争のない中国管轄海域で行われており、完全に中国側の主権的権利と管轄権の範囲内のことだ。いわゆる『日中中間線』は日本の一方的主張に過ぎず、中国側は断固として反対しており、これまで認めたことはない」と述べた。
【記者】日本政府関係者がこのほど、中国側が先月東中国海「日中中間線」の中国側で海底ガス田掘削活動を行ったとみられるとして、すでに中国側に抗議したことを明らかにしたとの報道についてコメントは。別の報道によると、東中国海ガス田開発問題に関して、日本側は東中国海協力開発条約交渉の早期再開を求め続けている。これに対する中国側の姿勢は。
【耿報道官】東中国海での中国側の石油・天然ガス活動はいずれも全く係争のない中国管轄海域で行われており、完全に中国側の主権的権利と管轄権の範囲内の事だ。
いわゆる「日中中間線」は日本の一方的主張に過ぎず、中国側は断固として反対しており、これまで認めたことはない。
東中国海協力開発交渉について、私の知るところでは、中日双方は前段階の重要な接触と交流で東中国海問題について意見交換した。双方は事務レベルで、両国首脳間の共通認識の精神に従い、取り組みを行う。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年12月4日