『日本経済新聞』の12月17日の報道によると、日本の井関農機は12日、同社初のロボットトラクタの発売を発表した。このトラクタは人が現場で監視するだけで無人で作業できる。クボタとヤンマーもすでに無人トラクタを発売しており、日本3大農機メーカーがこの分野に参入したことになる。
高齢化などの問題により、日本は熟練の農業技術を持つ人材の確保が難しくなっており、関連メーカーは労働力削減の面で技術開発を争っている。
井関農機が発売するロボットトラクタはGPSなどを搭載し、価格は一般的なトラクタの1.5倍前後の約1300万円になる。同社の木下栄一郎社長は12日の記者会見で、「ロボット技術の活用で超省力化を実現する」と自信を示した。
使用者が畑の近くで監視するだけで無人トラクタが単独で作業する。これまでトラクタを操作していた人も2台を同時に監視して作業できる。このトラクタはタブレットPCで基本動作を設定し、遠隔操作で作業の開始と終了を操作する。1人で2台を操作できれば、作業効率は1.5倍になる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年12月18日