日本の愛知県はこのほど、同県長久手市の愛・地球博記念公園に整備する「ジブリパーク」の開業時期を2段階に分け、先行エリアは2022年秋、残りはその1年後を目指すと発表した。県はこれまで、パークの開業を2022年度中としていた。日本の共同通信が伝えた。
パークは、スタジオジブリと協力して整備する。構想では全体を5区域に分けることになっており、このうちメインゲートがある「青春の丘」と「ジブリの大倉庫」「どんどこ森」の3エリアを先行開放する。
青春の丘エリアは映画「ハウルの動く城」などの空想科学の世界を表現。どんどこ森では「となりのトトロ」に登場する「サツキとメイの家」の周辺に散策路を整備する。大倉庫では、ジブリ関連の品々を集め展示する。
「もののけ姫」の舞台の村を再現した「もののけの里エリア」と「魔女の宅急便」などをイメージした「魔女の谷エリア」が後に開放される。
記大村秀章知事は「できるだけ早く一端でも見ていただきたい。ジブリ側も非常に力が入っているので、われわれも応えたい」と話した。パークは愛知万博の会場に建設される。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年12月25日