ファーウェイが中米対立の焦点となっているが、中国各地ではファーウェイ支持の動きが広がっている。一部の観光地では、ファーウェイ製の携帯電話のユーザーを対象に、入場料無料のキャンペーンを行っている。25日付産経新聞が伝えた。
河南省神農山景区は公式サイトで、今月16−29日までにファーウェイの携帯電話を持っている観光客を対象に、80元の入場料を無料にすることを発表した。
ネット上では「とても良い取り組み」「支持する」といった意見があった。一方で「それならZTEの携帯電話も無料にすべきだ」といった反応も見られた。
深セン市の複数の企業はファーウェイを応援し、「従業員がファーウェイの携帯電話を購入すれば補助し、米アップル製を購入すれば罰金を科す」という通知を出した。
地方政府もファーウェイ支持の声を高めている。中国メディアは、湖南、江西、雲南の3省トップがファーウェイの関連施設を視察したと伝えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年12月27日