サイコロ状の「人造ステーキ」、日本が培養に成功

サイコロ状の「人造ステーキ」、日本が培養に成功。日本の東京大学と日清食品はこのほど、牛肉由来の筋細胞を用いてサイコロ状の「人造ステーキ」を培養したと発表した…

タグ:科学研究 細胞 技術 牛肉

発信時間:2019-03-26 15:44:47 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 日本の東京大学と日清食品はこのほど、牛肉由来の筋細胞を用いてサイコロ状の「人造ステーキ」を培養したと発表した。


 「培養肉」は近年、科学研究の注目点になっている。東京大学生産技術研究所と日清食品の研究チームによると、世界各地で研究されている培養肉のほとんどがミンチ肉だが、彼らはサイコロ状のステーキ肉を作り、牛肉らしい食感を持たせようとしている。


 研究チームは牛肉由来の筋細胞にビタミンCを添加し、成熟した筋細胞を培養した。研究チームはさらに特殊な立体培養法によって細長い筋組織を作り、それから特殊な方法により多層的な筋組織を作った。これによって1センチ×0.8センチ×0.7センチのサイコロ状の肉を作った。


 研究チームによると、これによって上述した目標に一歩近づいた。技術の進歩に伴い、今後はさらに大きな「ステーキ」を培養できるようになりそうだ。


 研究チームによると、人口増と生活水準の向上に伴い、世界の肉消費の需要が引き続き拡大する見通しだ。家畜の飼育は環境の負担が大きく、飼料不足などの問題もある。培養肉は体外で細胞を培養することによって得られるため、環境への影響が少なく、厳しい衛生監督管理下で生産できる。将来的には従来の肉類の代替品になる可能性がある。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年3月26日

TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで