中国自主ブランド、「安かろう悪かろう」の汚名を返上=日本メディア

中国自主ブランド、「安かろう悪かろう」の汚名を返上=日本メディア。 自主ブランド製品が好評を博していることには、中国人消費者の好みの変化がある。今や多くの人がより理性的かつ賢明に消費している…

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発信時間:2019-04-27 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国では自主ブランド製品の質向上が続いており、確かな価値を認められ販売が急増している。Nikkei Asian Reviewが22日に伝えた。


 かつて多くの中国製品は注目を集めなかった、質が悪いと思われていたからだ。その一方で、割高な輸入品が高級と見なされた。しかし今や盲目的に海外製品を崇拝する時代が終わった。中国人消費者は本土企業も高品質製品を製造できることに注意し始めた。この変化は中国のEC大手及び小売企業にチャンスをもたらした。彼らは自主ブランド製品の販売を開始した。競争力ある価格と高品質を結びつけることで、自主ブランド製品を製造・販売する中国企業がビジネスチャンスを手にしている。


 アリババは昨年末、コップや文房具などの製品を作るため日本人デザイナーを招聘した。アリババは杭州市やその他の地域における実店舗十数店及びタオバオで自主ブランド製品を販売している。家電小売業者の蘇寧も、タオル、衣料品、雑貨などの自主ブランド製品の販売を開始している。


 自主ブランド製品が好評を博していることには、中国人消費者の好みの変化がある。今や多くの人がより理性的かつ賢明に消費している。この流れは若者の間で特に顕著で、中古品を購入・販売するアプリの人気が出ている。


 (中国の)自主ブランド製品は安かろう悪かろうの代名詞だったが、今や海外ブランドは中国人消費者から盲目的に崇拝されなくなった。多くの海外製造メーカーがこれにより新たな課題を迎えている。しかし高品質製品を作り販売する経験を持つ企業にとっては、利益を創出するビジネスチャンスが依然として豊富に残されている。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年4月27日

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