安倍氏の訪米、トランプ氏のご機嫌取りが最大の目的?

安倍氏の訪米、トランプ氏のご機嫌取りが最大の目的?。日本の安倍晋三首相の26日から2日間の訪米はリラックスしているように見えるが、実際には難航している。特に両国は現在、貿易摩擦をめぐり交渉を展開している…

タグ:貿易 赤字 トランプ TPP 安全保障 核問題

発信時間:2019-04-28 10:50:50 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 米ファーストレディのメラニア夫人の誕生日パーティーに出席し、トランプ米大統領とゴルフをプレイした。日本の安倍晋三首相の26日から2日間の訪米はリラックスしているように見えるが、実際には難航している。特に両国は現在、貿易摩擦をめぐり交渉を展開している。


 CNNの26日の報道によると、安倍氏は同日ワシントン入りし、昭恵夫人と共にメラニア夫人が夜ホワイトハウスで開いた個人的な誕生日パーティーに出席した。現地時間土曜日、安倍氏はトランプ氏とゴルフをプレイした。


 しかし25日付ワシントン・ポストによると、安倍氏は今回の訪米で「苦しい現実」に直面している。米国の毎年の対日商品貿易赤字は676億ドルにのぼる。トランプ氏は日本メーカーが米国での自動車生産台数を増やすと同時に、日本が米国に農業市場を開放することで貿易赤字を縮小することを願っている。これが実現されなければ、日本車に追加関税を導入するとしている。ところが安倍氏は農業市場について、環太平洋経済連携協定(TPP)で規定された譲歩が日本の限界としている。茂木敏充経済再生担当大臣とライトハイザー通商代表部(USTR)代表は15日、2日間の貿易交渉を開始したが、双方の間には大きな溝がある。共同通信の26日の記事によると、日米両国政府は25日午後にワシントンで財相会談を開いた。ムニューシン財務長官は貿易協定に意図的な通貨安を禁止する「為替条項」を加え、貿易交渉の枠組み内で為替レート問題について協議することを主張しているが、麻生太郎財務大臣はこれに反対した。米ニューズウィークによると、安倍氏とトランプ氏は会談で、貿易交渉について検討を続ける可能性がある。ワシントン・ポストは、安倍氏の「粘り強さ」が試されると報じた。


 朝鮮の核問題も安倍氏の今回の訪米で大きな議題となっている。ニューズウィークの25日の記事によると、安倍氏とトランプ氏は朝鮮の非核化、国家安全保障で講じるべき措置について議論する。CNNは25日、日本は米国が本土に届く長距離ミサイルの廃棄を朝鮮に求める一方で、日本にとって脅威となる短距離ミサイルを見落とすことを懸念している。また日本は拉致問題で、米国が朝鮮に圧力をかけ続けることを願っている。

 

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