「Z世代」とは18−25歳の若者を指す。世界のZ世代は未来にどのような願いを持っているのだろうか。
米国 貯蓄し自宅購入
米NBCの2日の報道によると、米国のZ世代はすでに貯蓄し、自宅購入を検討している。
バンク・オブ・アメリカの調査によると、過半数のZ世代が5年内の自宅購入を検討している。
同調査によると、Z世代はこの目標を実現するため、頭金となる5000ドルを貯めようとしている。豪華な結婚式、ショッピング、レジャーにお金を費やすつもりはない。
Z世代の過半数が、家庭を持ち子育てをすることをその主な理由としている。
Z世代はお金を稼ぐため副業に励もうとしている。学費の安い大学に通うか、実家暮らしに戻ろうとしている。
AP通信の2日の報道によると、数百万人の米国人が自宅購入を検討する年齢層になるに伴い、今後10年間でコストがさらに上がり競争が激化する可能性がある。
米不動産情報会社の分析報告書によると、今後10年間で35歳前後になる米国人は4500万人弱に達し、過去10年と比べ310万人以上増える見通しだ。
同社経済研究室長は「潜在的な1軒目の自宅購入者が激増するが、十分なストックがない。これは1軒目の購入タイミングが遅れることを意味する」と述べた。
同社の分析によると、1軒目購入者の平均年齢は現在34歳になっている。24−33歳の米国人は現在4500万人で、今後10年間で34歳の年齢層に入る。同社の分析によると、この数値は過去10年間の4180万人より7.4%増加している。
多くの若者が自宅購入を遅らせている。奨学金を返済し、高騰する家賃を支払うため全力を尽くしているからだ。これにより頭金の貯蓄がより難しくなっている。