中国と日本がタイのスマート都市計画「東部経済回廊(EEC)」に加わろうとしている。タイ紙『バンコクポスト』(電子版)が7日、伝えた。
ドンムアン空港、スワンナプーム空港、ウタパオ空港を結ぶ高速鉄道網に続き、EECはタイ・中日協力の2つ目の発展プロジェクトになる可能性がある。
EECの責任者によると、日本の国際協力事業団がEECのフィジビリティスタディを行っている。
これには同計画の評価枠組み、政策、民間企業導入の奨励策が含まれる。
チャチューンサオ県が中心となりEECを推進する。
上述した責任者によると、中国の国家開発銀行もスマート都市の投資への資金提供を約束しており、中国企業を誘致するという。
「政府はまず5件のインフラプロジェクトに重点を置く。そのためEECの入札の日程表を決めていない」
ソムキット副首相は「中日両国のEECへの一致した支持は、タイの投資環境の強化、投資家のEECの全体的な発展に対する自信にとって重大な意義を持つ」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年5月10日