2日間の「パンダとそのふるさと」写真展が20日、東京都・代官山のアートフロントギャラリーで開幕した。今回の写真展は中国・四川省出身の写真家、周孟棋氏(65)が撮影したパンダの写真46枚を展示する。
周氏はパンダをテーマとする写真を27年間撮影しており、その多くが臥龍国家自然保護区、雅安、陝西省富平などのパンダ生息地で撮影したものだ。
周氏は「パンダは中国の国宝であり、また全人類が惜しむ自然遺産で、全世界の人々から好まれている。日本の人々がパンダへの理解を深め、またパンダが中日両国民の友好をさらに促進することを願う」と述べた。
竹林の丸々とした白黒模様の姿、ふわふわしたパンダの赤ちゃん、母性愛が満ち溢れるパンダのお母さんの目――これらの写真は日本の見学者を喜ばせている。見学に訪れた滝川展広さんは「今回展示されたパンダの写真は非常に興味深い。最も気に入ったのは生まれて間もない赤ちゃんが眠っている写真で、とてもかわいらしく印象的だった」と話した。
日本パンダ保護協会の馮革理事は「今回の写真展により、パンダを愛する日本人は中国におけるパンダの生存状況を目にすることができた。写真展はまた両国民の心の距離を縮めた」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年5月21日