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発信時間：2019-07-16 14:08:53 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　ブルームバーグ日本語版は、日本政府の韓国に対する制裁は世界の製造業に深刻な影響をもたらすと論じた。当事国の日韓両国が大きな影響を受けるだけでなく、中国にも波及する恐れがある。

　『日本経済新聞』は、香港を含み、中国の半導体メモリの輸入の48％が韓国企業からだと伝えた。中国企業は米国のマイクロンからDREMを調達することもできるが、中米貿易摩擦がある中、米国から代替品をどれほど輸入できるかは未知数である。

　輸出規制だけでなく、日本政府は韓国を貿易の「ホワイトリスト」から排除することも計画している。陳言氏は、これは日本の規制政策がその他の分野に蔓延し、中日韓に産業チェーン関係が存在するように、韓国経済への悪影響が中国さらには世界に拡散する可能性もあることを示すと話した。

新たなチャンス到来の可能性も

　しかし、日韓の争いは中国産業界にとって「リスク」でもあり「チャンス」でもある。

　ロシアのスプートニクは専門家の分析を引用し、今回の件は韓国のコア技術、原材料、コアパーツの開発意欲を引き出すが、かなりの時間を要し、中国は韓国が代替品を探す重要な選択肢になる可能性が高いと論じた。韓国聯合ニュースは韓国経済研究院の趙京燁上級研究員の分析を引用し、日韓の経済争いが拡大すれば、両国の電子電器業界はダメージを受けるが、中国の関連製品の生産量は2.1%増加する可能性があるとした。

　香港の『南華早報』は、中国は日韓貿易摩擦で競争優位を獲得できるかもしれないとの見解を示した。記事はアナリストの言葉を引用し、過去数十年、日韓は世界の半導体市場を独占したが、いまでは市場に空白ができ、中国の新興企業が新しい選択になる可能性があると論じた。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2019年7月16日

 

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