国務院の李克強総理は9月11日、国務院常務会議を主宰し、基本的民生の保障によりいっそう配慮し、都市部住民医療保障高血圧糖尿病診察・薬品費負担政策を打ち出し、数億人の患者の負担を軽減することを求めた。また、医療・介護の結合発展を推進し、高齢者の健康と介護のニーズを満たすことを取り決めた。
重大な慢性病の予防・治療を強化し、患者の薬品費の負担を軽減するため、会議は都市部住民基本医療保障に加入する3億人以上の高血圧、糖尿病患者に対し、国家基本医療保障薬品リスト範囲内の診察・薬品を医療保障の範囲に盛り込み、負担比率を50%以上に引き上げることを決めた。条件を備える地方は保障最低額を設定する必要がなく、上限は各地が自主設定する。慢性病診察保障範囲にすでに盛り込まれている患者は現有の政策を継続し、待遇の低下はない。国産の血圧・血糖値降下薬の価格を引き下げ、質を向上させる。集中入札を推し進め、調達範囲を拡大し、薬品コストを引き下げ、長期処方制度を推進し、複数の措置で患者の負担を軽減する。これは予防の強化と大病発症率の低下、医療保障基金の継続につながる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年9月16日